前回はちょっと脱線した話になっちゃったけど、ここで戻りまたまた回想?に入っちゃいます。
さて「南信州いいむす21」を取得するにあたり、目指したのは「循環型商店街」。つまり私達、商店から出る産廃「ダンボール、割り箸、PPバンド、ペットボトル」を集め、それを再生品化(一旦原料に戻し)し、新たな商品として売り出す。当然商店ですので、最終的にはやっぱ売るでしょ。このシステムを担う集積場所が「エコハウス」なんですね。そしてこのエコハウスをどこにしようか?これももめました。まあGARDEN4が始めた事なので、この町内に設置するはいいけど、その隣のGARDEN3も視野に入れ、またこのGARDEN4自体も距離がある為、その中間点がやはり理想。そんな中、うまい具合に「カナリヤ」というケーキ屋さんの跡地が候補にあがり、そこの管理者と折衝した結果、「街の為なら・・」という事で格安で借りる事ができました。ありがとうございました。そしてここの運営方法を会員さんへ通知として配り、いざ始動!最初は全部手作り。そして会員を信じ、昼間は鍵もせず開けっ放し状態での運営。さすがに最初の頃はめちゃくちゃな「ゴミ屋敷」状態ではあったものの、繰り返しての運営の徹底で何とか現在の形まで持ってこれました。しかし問題は山積み。この集めた物を誰がH先輩の経営するリサイクルセンターへ運ぶのか?勿論私でしたね。エコハウスを毎日チェックし、溜まったのを見計らい、暇を見つけては(時間を作って)せっせと運びました。こんな状態を約2年続けた結果、役割分担が出来る仲間も増えてきて、今では年に数回の出動ですむようになったのはおかげですね。
まあ何はともわれ、このエコハウスオープンといっても全て手作り、手探り状態でしたが、その時もまたマスコミの方々にお世話になり、報道しました。まあ当然といえば当然。なんせ私がやる事ですから。
回想はまだまだ続きますよ。次回はJCがらみで知った、商店街と環境を実践し、全国的に有名になった「早稲田商店街視察」の話です。これがまた私の闘志に火をつけた出来事なんですね。では次回お会いしましょう。